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活動報告

第36回社会公益賞贈呈

2008年07月10日
社会公益賞受賞者

社会公益賞受賞者




第36回広島キワニスクラブ社会公益賞贈呈は2008年7月10日、例会席上で行われ、松尾武彦さんと運転ボランティア「うさぎ会」に表彰状と金一封を贈りました。

受賞者ご紹介

松尾武彦さん

松尾武彦さんは、平成13年から府中町の広報誌でボランティア活動があるということを見て、車いすの輪送を行うボランティアと、ビデオ撮影編集サークルのビデオボランティア活動を始めた。
ボランティアグループ「おもちゃ病院」を女性4名を含む21名で結成、その代表者として「ものを大切にする心を伝えたい」をモットーに活動、おもちゃを作って遊ばせることに取り組んでいる。子供達も新しいおもちゃより修理したおもちゃを好む状況になってくると言う。
この「おもちゃ病院」は、呉、廿日市、海田からも参加があり、現在はそれぞれの地域に於いてボランティアグループが誕生し活動をしている。府中町の「おもちゃ病院」は最初のモデルとなり、呉大学では卒論の題材になっている。府中町には数多くのボランティアグループがあり、松尾さんはその協議会会長も務めている。

受賞写真

受賞写真




運動ボランティア「うさぎ会」

代表の岡村昭彦さんは1989年の集中豪雨時に、災害ボランティアとしての活動を始めた。安佐南区社会福祉協議会に福祉車両が導入され、当初2名で運転ボランティア活動をスタートした。平成12年、2台目の福祉車両の寄贈を受け、平成13年10月、23名の会員で運転ボランティア「うさぎ会」が結成された。
外出が困難な方のレクレーション等の外出支援や車いすの介助、温泉などの入浴、食事の手伝い等を行っている。車いすでの外出を諦めていた利用者やそのご家族から、「数年ぶりの外出を楽しめた」、「車いすで外に出る勇気と楽しさを感じることが出来た」と、非常に多くの喜びの声が寄せられている。

発足当初から、運転介助だけにこだわらず、施設の配食サービスの手伝い、視覚障害者のガイドヘルパー、車いす体験学習の講師、作業所との交流等、社会福祉協議会の協力を得ながら、「出来ることを出来る範囲で」の信念の下、活動している。地域ではとても頼りにされている「うさぎ会」である。