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活動報告
第37回キワニス社会公益賞贈呈
2009年07月09日
第37回広島キワニスクラブ社会公益賞贈呈は2009年7月9日、例会席上で行われ、江村良治さんと土井澄子さんに表彰状と金一封を贈りました。
受賞者ご紹介
江村良治さん
江村さんは広島県府中市にお住まいで退職後60歳からボランティア活動をスタートされた。平成10年から「稲荷木オアシス会」を立ち上げ、ウォーキングを通し、健康づくりと住民同士の交流を図ってきた。そして「府中エコクラブ」でこども達とともに環境保護啓発活動、またボランティアグループ「あゆみ」を立ち上げ個人ボランティアをとりまとめ、各社会福祉施設への芸能ボランティア活動や、社会福祉協議会の行事協力など、幅広い分野での活動を通じて世代間交流や人の輪づくり、そしてそれらによる地域の活性化に意欲的に取り組んでいる。3団体の会長を現在も務める他、府中市ボランティア連絡協議会会長、広島県民ボランティア活動推進会議サブアドバイザーとして奔走し、ボランティアフェスティバル開催や、平成22年広島で開催される全国ボランティア大会の準備などに余念がない日々である。
土井澄子さん
土井さんは昭和60年ごろ体調不良で家にいることが多かった時期に、広島市心身障害者福祉センター(以下「心障センター」)手話ボランティア養成講習の募集記事 に心惹かれ受講された。その後手話研究会「たんぽぽ」に入会され、そこで知り合った難聴の方に誘われ要約筆記者養成講座を受講され、広島市要約筆記サークル「おりづる」に入会。その後、点訳ボランティア養成講座を受講され点訳研究会「サークルひかり」に入会。こうして心障センターの講座やサークルでの人と人とのつながりを広げ深めていき、手話、要約筆記、点訳、それぞれの分野でボランティアとして骨身を惜しまぬ活動を長年続けてこられた。平成13年頃から聴覚障害を有したことから、手話と要約筆記のボランティア活動は停止されたが、点訳ボランティアは現在も継続しておられる。障害を有しながらも、職業を持ちボランティア活動に勤しみ、障害者が自立して社会参加できる社会の実現に向けて尽力し、また自らの姿を以て範を示している。
中国新聞記事